ryun-tomoのブログ

失恋日記を書いて自分と向き合う

本の感想 最後は臼が笑う

ダメな男に引っかかる私。


その時は、悪い男の中にもきっとある、

良いところを見つけたい!

って信じて出会いに望むんだけど、裏切られる。

 

てことで、見逃せない本に
出会っちゃいました〜。

共感して一気読み!

 

☆読んだ本


最後は臼が笑う/森絵都

※こちらはKindle Single(短編作品)です。

 


☆本の紹介・あらすじ

 

ろくでなしの悪い男にひっかかり続ける桜子。
ついに、出会ってしまった男は一分の隙もない完全な悪。
このままではいられない、これは復讐劇!?

最後に臼が笑うとは!?

 

 

☆気になる文①


〜ろくでなしの悪い男にひっかかり続ける桜子の言い分〜

 

あいつはろくでなしや、あかん奴や言われてる男に限ってな、どっかしら可愛いとこを持ってるもんなんや。
知れば知るほど意外な顔が見えてきて、どんどん愛しゅうなってくる。

 

 

☆気になる文②


〜ろくでなしの悪い男にひっかかり続ける桜子を見続けてきた友達の言葉〜

 

むしろ善のほうが近付くほどに意外なほころびを呈したり、その内側に囲っていた悪を露見させたりと、多彩な変化を見せるのではないか。善の複雑さ、悪をも呑み込む懐の深さに比べ、悪はあまりにも一辺倒すぎるのではないか。

 

 

☆まとめと感想

 

こっちから見たら悪で
こっちから見たら善で

 

からしたらそれは悪で
向こうからしたら私も悪で

 

向こうからしたらそれは善で
からしたらそれは悪だったりするのかもしれない

 

向こうからしたら私は嘘つきで
からしたら向こうを嘘つきと思ってるのかもしれない。

 

と私も善悪について思考を巡らせた。

 

 

☆最後に


臼が笑って、スカッとします👍

 

 

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